
メタマスク(MetaMask)とは
メタマスクとは複数の仮想通貨をまとめて管理出来るウォレット(財布)です。NFTの売買、メタバースでの生活をするのにイーサリアム系の仮想通貨があると便利なのですが、イーサリアム系の通貨はメタマスクで管理が出来ます。
メタマスクはイーサリアム系のブロックチェーンを使用して開発されたNFTマーケットプレイスやメタバースのサービスを利用するには必須になります。
メタマスクの特徴
メタマスクはブラウザの拡張機能やスマホはアプリとして用意されてますので、導入が非常に簡単です。ブラウザの拡張機能ではchrome、FireFox、Brave、Edgeの4種類のブラウザで対応しております。スマホはiOS/Androidの両方で使用出来ます。
メタマスクは偽サイトも確認されているため、正しいサイトURL(https://metamask.io)やchromeウェブストアなどから導入しましょう。
メタマスクのメリット、デメリット

メタマスクのメリット、デメリットについて解説していきます。
導入が無料で簡単
日本ではパソコンでgoogle chromeのシェアが41.28%と圧倒的なシェアです。google chromeでメタマスクを導入する場合は、chrome ウェブストアから”MetaMask”と検索すればキツネのアイコンの拡張機能が表示されます。chrome ウェブストアの指示に従う事で導入が出来ます。
NFT等の無料配布に参加出来る
前述した通り、メタマスクは無料で導入出来ます。メタマスクを導入する事でNFTなどの無料配布サービス(エアドロップ)が受け取れます。メタバースやNFTなどのエアドロップ参加条件はメタマスクなどの仮想通貨ウォレットを保有している事が条件です。
2017年末の仮想通貨のバブルがあった時に無料配布で受け取った10USD分のトークンが2021年にウォレット開いたら240USDなんて事もありました。様々なポイントサービス感覚で無料配布キャンペーンを探し参加して財を築くのも良いでしょう。
ガス代を自由に設定出来る
ガス代とはイーサリアムを送金する時に必要な手数料なのですが、メタマスクはガス代を自由に設定出来ます。ガス代を高くする事で周りよりも送金処理が優先されます。メタマスク上では自動でガス代が設定されており、特に急いでいない時はガス代を低くし送金手数料を安く抑えることが出来ます。
ハッキングリスクがある
メタマスクに限った事ではありませんが、仮想通貨のウォレットは常にハッキングのリスクがあります。過去にもメタマスクがハッキングを受け、8億円の被害が出た事例があります。
日本の仮想通貨取引所であるコインチェックもハッキングで約580億円の被害が出たり、ネットに接続しないコールドウォレットと呼ばれるレジャーナノの販売元がハッキング被害で顧客情報が流出し、ユーザーのEメールにフィッシングメールが送られました。
仮想通貨にはハッキングリスクが付き物ですので、1つで管理するものではなく分散管理しておくのが無難です。
メタマスクで利用出来るサービス
メタバース、NFTの記事でご紹介したDecentraland、The Sandbox等もメタマスクで利用出来るサービスですが、他にもメタマスクで利用出来るサービスをご紹介します。
Rarible

Rarible(ラリブル)はアメリカのNFTマーケットプレイスです。Raribleはデジタルアート作品やゲームアイテム、仮想通貨ドメインなどが取引されております。RARIという独自の仮想通貨を発行しており、保有者はRaribleの今後の方針に関与する権利が与えられます。RARIは2022年1月14日現在ですと、直近1年で約600%上昇している仮想通貨です。
Raribleには選択言語で日本語がありますが、ほとんどが英語が表示になってしまいます。日本語の対応に期待しましょう。
Axie Infinity

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)はベトナム発のブロックチェーンゲームです。そしてこのゲームの特徴はゲームをプレイする事でSLP、AXSの2つの仮想通貨が収益として入ります。ゲームをプレイするだけで1ヶ月に約1万円が稼げます。
Axie Infinityはをプレイするにはメタマスクだけでなく、初めにモンスターをイーサリアムなどの仮想通貨で購入するため、事前に仮想通貨を保有しておく必要があります。約3万円分の仮想通貨でモンスターを揃えると収益が上げやすいです。またゲームアイテムやメタバースの様に土地の売買も可能です。
ご興味ある方はプレイして仮想通貨を稼いでみてはいかがでしょうか。
まとめ
メタマスクはメタバースやNFTを利用するのに欠かせません。他の方法もありますが、月間で2000万人を超えるユーザがおり、周りでメタマスクを使用している事が多いため気軽に使い方を聞くチャンスもあります。
メタバースやNFTに興味がある方でまだ導入されていない方は導入しましょう。
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